MarkeZineの原稿が公開されました。
MarkeZine:◎クチコミマーケティングブームは幻想にすぎない
担当さんいわく、いい感じでページビューが増えているようです。
というか、はてなブックマークとかにも入ってるので、ドライブがかかってる。まさにこのエントリー自体がバブってる。
公開後12時間で、3000imp以上だからなあ。すごいです。
やっぱり反応は気になるもので、コメントを読んだり(あとで返事します!)、ブックマークについたコメントやタグも見てます。
ほんとにありがとうございます。
でもdisられると凹むなあ。まあこのエントリーは賛否が分かれることをわかった上で、あえて今のバブリーな状況にブレーキをかける内容を書こうと思ったんだけど、見方によってはこの記事自体がブームに便乗してる感じもなくはない。というか、そう言われてもしょうがないかも。
タイトルはたしかにちょっと係り受けがわかりにくいですね、すみません。
takhasegawaさんのはてブコメントにあるとおり、
というのが言いたかったことです。補足するなら、"クチコミ"を"マーケティング"でコントロールできると思っているのは"幻想にすぎない"ってのが、文意だろうね
これは担当さんがつけてくださったのですが、ぼくが出したのも
- クチコミマーケティングブームにダマされないぞ
どうせなら、
- クチコミマーケティングにダマされないぞ
- クチコミマーケティングブームに踊らされないために
あと、特定のサービスをバッシングする気はさらさらなくて、16社全部を紹介できなかっただけです。あと、全面的に賛成じゃないにせよ、こういうのを始めた「プレスブログ」はやっぱりすごいと思うし、すごく評価しています。
誤解を産んでいたら、これはもうほんとに申し訳ないです。
それから、I11さんのはてブコメントで、
広告料を受け取って書いた記事に広告であると表示させよとの主張には同感だが、他社批判を禁じ統制せよとの主張は極論だろう。比較広告をタブーにするのは広告業界の悪しき護送船団体質。
ってのがありましたが、比較広告をタブー視してるんじゃなくて、他社批判をしないってことなんです。違うんですけどね。
実際にぼくが聞いた話だと、「■■(競合)の担当は冷たかったけど、▲▲(自社)の担当は親切」なんてことをブロガーが書いた場合に、「うれしいけど、消してね」と言うかどうかです。「広告」である以上はぼくはNGだと思ってます。こういうのは比較広告じゃないから。キシリトールの件とはちがいます(あれはぼくも微妙だと思う部分があるけど)。
でもそういうことをいろんな人が考えてコンセンサスってできあがっていくと思うから、disられると凹みつつも、それはけっこう健全なfeedbackなんだなと思っています。
ぼくは、最近あちこちで「クチコミ」をわかった感じで語られてるのがどうにも納得できないんです。ぼくはわりかしこの領域については勉強しているほうだと思ってるけど、それでもぜんぜんわからない。ほんとにわからない。だから「勉強会」にしてて、もうちょっとロジックが見えないと「研究会」にはならないと思ってます。
実際、「WOM勉強会」に来てくださる方々は、わからない前提で話をされている。
まあ今後もわからないままなのかもしれないけど、考えることは大事だと思うし、考えないとどんどんダメになっちゃうので、今週も勉強会をがんばります。